職場での感染対策は十分行えていますか?
マスク、咳エチケット、手洗いに加えて、複数人がいる場では、感染対策として換気が重要です。
新型コロナ感染者数が増加し、従業員の中から陽性者が出る可能性も日々上昇しているので、クラスター化しない対策が必要です。
•室温が下がらないように換気(目標 18℃)
•湿度 40%以上を保つ
推奨される換気の方法【窓の開放】
•換気の回数は30分に1回以上、数分程度窓を全開にする
•空気の流れを作るために、二方向の壁の窓を開放する(窓が一つの場合はドアを開ける)
•室内の温度が大きく下がらないように注意 (居室の温度18℃以上を維持できよう暖房器具を!)
•適切な湿度(40%以上)を維持(加湿器の併用が有効!)
ずっと窓を開けておくのってやっぱり寒いですよね。
暖房をしっかり効かせて、加湿器も併用するのがポイントです!
窓開け換気による室温低下を抑えるポイント
一方向の窓を少しだけ開けて常時換気をする方が、室温変化を抑えられます。
窓を開ける幅は、居室の温度と相対湿度をこまめに測定しながら調節してください。
二段階換気も室温変化を抑えるのに有効
人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して、少し暖まった状態の新鮮な空気を人のいる部屋に取り入れること。
二段階換気も、直接冷たい空気が部屋に入らなくなるので、室温変化を抑えるのに有効です。
開けている窓の近くに暖房器具を設置すると、室温の低下を防ぐことができます。
※暖房器具は、カーテンなど燃えやすい物から距離をあけるなど、火災の予防に注意してください。
空気清浄機の設置ポイント
空気清浄機は、HEPAフィルタによるろ過式で、かつ、風量が毎分5m3程度以上のものを使用することが望ましいです。
•人の居場所から10m2(6畳)程度の範囲内に空気清浄機を設置すること。
•空気のよどみを発生させないように、外気を取り入れる風向きと空気清浄機の風向きを一致させること
まずは湿度を計ってみよう
まずは普段自分が過ごしている室内の湿度を測定してみましょう。
推奨されている40%は超えていますか?
湿度計をお持ちでない方は楽天市場でも購入できます。
デジタルのものが1,000円前後で購入できます。
※100均でも購入できますが、アナログ式のものしかありません。
私の自宅は暖房を入れた状態で室温20℃、湿度30%でした。
40%に到達していなかった・・・
暖房を切ると湿度は40~50%に上昇しました。
暖房中の湿度が低いから、加湿器が必要だね!
オススメの加湿器
部屋の大きさに合わせた加湿器が推奨されています。
ただ、気軽に取り入れるのであれば、ペットボトル装着型の加湿器も候補に挙がります。
部屋が分かれている場合には、部屋ごとに小さな加湿器を置くのもオススメです。
ペットボトル装着型のコンパクト加湿器
机の上におけるコンパクトな加湿器です。
ペットボトルに装着するだけで使用できる加湿器は安価で便利です。
これは使用中に丸い部分が7色(白、赤、紫、青、淡青、緑、黄)にグラデーションするLEDライト付きで、リラックス空間を演出します。
職場の机に置くのにおしゃれでオススメです。
ホワイト、ピンク、ネイビーがあります。ピンクが上品でかわいい!
エレコム(ELECOM) エクリアミスト ペットボトルで手軽に使用できる加湿器 2,508円(税込)同僚がこれを愛用しています。
かわいくて、初めて見た時にはみんなの注目の的でした!
持ち運びも楽で、とても便利そうです。
オススメ加湿器
部屋全体を加湿する場合は、部屋の大きさに合った加湿器を選びましょう。
ダイソン(DYSON) MF01 IB(アイアン/サテンブルー) 超音波式加湿器 木造5畳/プレハブ8畳加湿器を購入しない場合
濡れたタオルでも代用は可能です。
ただ、生乾き臭がしてしまうかもしれません。
まとめ
これまでから言われている、マスク、咳エチケット、手洗いに加えて、冬ならではの感染対策のポイントをまとめました。
きちんと対策できている企業もある一方、感染対策がまだ足りてなくて心配を感じる企業も少なくありません。
これを機に、換気と加湿にも気を配っていただけたら良いと思います。
もちろん、「換気の悪い密閉空間」は新型コロナウイルス感染症のリスク要因の一つに過ぎません。
アフターコロナを目指して、自分ができる感染対策を徹底していきましょう!
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参考文献
厚生労働省 冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
厚生労働省 職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド 第4版