新型コロナウイルス感染者が爆発的に増加しています。
首都圏では既に重症病床の空きが少なく、たとえ重症化したとしても入院できない可能性が高いです。
自宅療養で怖いのは、
・誰にも気づかれずに倒れてしまうこと
・家族にうつしてしまい、その家族が重症化すること(家庭内感染)
だと思います。
もう病院が必ず助けてくれるフェーズは過ぎています。
「自分の身は自分で守る」ことが求められます。
医師目線で、安全に自宅療養するためのグッズをご紹介します。
感染してから必要物品を集めることは困難ですからね。
安心のために、事前に準備しましょう。
事前に準備すべき必需品5選
経口補水液
脱水を予防するため、経口補水液を準備しましょう。
家族全員が10日間過ごせる量が必要です。
飲水量は、1人1日 1.5~2L必要です。
脱水は血栓のリスクになりますので、ケチらずに飲めるくらいの量を準備するのが望ましいです。
医師目線で言うと、脱水にはポカリやアクエリアスよりも、経口補水液が有効です。
経口補水液といえば、OS-1が有名ですが、味が苦手な方も多いと思います。
アクエリアスから出ている「アクエリアス経口補水液」は味も良く、脱水補正に有効なので、オススメですよ!
楽天ふるさと納税でも購入できます!
オススメは箱買いです。
楽天ふるさと納税で注文する方はこちら!
通常購入はこちら!
パルスオキシメーター
新型コロナウイルスの重症度判定にはパルスオキシメーターが必要不可欠です。
感染者が増加した場合、パルスオキシメーターの貸出が全員に行き渡らない可能性があります。
もう既に、必要な時期にパルスオキシメーターの貸出はできていないようですね。
事前に自分用に購入しておくことが安心です。
高齢のご両親がいる場合は、プレゼントすることも喜ばれます。
【関連記事】新型コロナで自宅待機になった時の安心材料【パルスオキシメーター】を徹底解説!
パルスオキシメーターの購入は、看護師さん向け通販がオススメです!
仕事で実際に愛用しているものが購入できますよ。
酸素缶
酸素缶を用意しておくことも、安心に繋がります。
菅首相が酸素ステーションを作るって言ってましたね。
感染者の急増で、それもすぐに埋まってしまいそうですよね。。
現在は、自宅療養中に症状が悪化して酸素療法が必要になっても、病床の空きがなく、すぐに救急搬送はしてもらえるとは限りません。
病院に行くまでにも、酸素缶があると安心です。
酸素が足りていないと、トイレに行ったり、階段を上ったりと、動く時により苦しくなります。
そういうときだけ使うのもアリですね。
ただ、市販の酸素缶は量が少ないです。
5Lだと、連続使用で1~2分しか持ちません。
そのため、多めに準備する必要があります。
弾性ストッキング
弾性ストッキングは血栓予防に有効です。
病院でも血栓リスクが高い患者さんには、必ず弾性ストッキングを装着してもらっています。
なぜオススメかというと、新型コロナウイルスは血栓リスクが高まると言われてるからです。
【エコノミークラス症候群とは】
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
エコノミークラス症候群の予防のために -厚生労働省-
病院でも弾性ストッキングは履いてもらっています!
自宅療養では、病院のように血栓の評価はしてもらえません。
少しでも血栓リスクを下げるために、弾性ストッキングを装着しましょう。
洗い替えも含めて、購入しておきましょう。
スマホから見られる見守りカメラ
スマホでリアルタイムで確認できるビデオカメラを用意しましょう。
なぜなら、自宅療養の場合、同居家族への感染を防ぐために、患者さんと家族の生活空間を隔離します。
離れた場所から様子を確認できるビデオカメラがあると、家族も安心です。
今はコロナ患者の監視用ですが、子供やペットのお留守番にも使えますね!
まとめ
コロナで自宅療養になった時に、安全を守るための必需品を紹介しました。
コロナ陽性、濃厚接触者になってから、これらの必需品を集めるのは困難です。
使わないで済めば、それでよし!
最悪の事態を避けるために、自分の身は自分で守れるようにしましょう。